久しぶりに快(怪?)電波を受信したのでメモ。
AVRで登場した天使、ブルーナ。オーラを引っ張ってこれる能力を持つが、現スタンでは使えるオーラが天使の運命ぐらいしかなく、高速なビート環境なのもあり活躍の場はなさそうだ。

ならばカードプールの広いモダンなら?そう、モダンではあの徴兵バントが使える。この場合ブルーナは引いてしまった徴兵も問題無く出せる、いわば失われたアラーラの君主の水増し、もしくはリカバリー要因として使用することができる(この場合ブルーナはサポート要因的な扱いなので、ブルーナメインでデッキを組みたいあなたはEDHあたりで組むことをオススメします)。

さてこの徴兵バント、現在のモダンでは少々悠長なのでは無いか?現在のモダンはジャンドに親和、カウブレ、トロンに昇天と早めなデッキが多い。しかし、徴兵バントにも高速化を手伝うカードが登場した。「ソンバーワルドの賢者」である。クリーチャー限定とはいえ3マナを一度に出せるこのクリーチャー。マナクリから繋げば3ターン目に君主が出せる。マナクリを引かなくともそこはモダン。「稲妻のすね当て」がある。2ターン目すね当てで3ターン目賢者ならば賢者にすね当てを付けて更に展開可能であり、4ターン目に君主で殴れる。これは先程のパターンと同じ速度である。加えてすね当てで除去耐性も得られて言うことなし。ちなみにブルーナも6マナなので徴兵を引いてしまってる場合にはこちら、という使い方もできる。構築次第では45/45飛行警戒トランプル滅殺8の天使ちゃんを生み出すこともできる。


と、ここまで書いたはいいものの、自分にはこれを組めるようなカード資産がないので、細かいデッキリストまで考える気はおきません。もしこの発想に感銘を受けた人がいたら(そんなんいるのか?)ぜひデッキを組んで使ってやって下さい。期待してまーす。
パーフェクトマドンナ出るし、カード余りを使ってネクラ組んでみた。

マグナムネクラ~無駄ですのよ~

3 x 超次元シャイニー・ホール
3 x 光器パーフェクト・マドンナ
2 x 黙示賢者ソルハバキ
4 x 百発人形マグナム
3 x 解体人形ジェニー
3 x 超次元ミカド・ホール
3 x 超次元バイス・ホール
3 x ハッスル・キャッスル
4 x 霞み妖精ジャスミン
4 x フェアリー・ライフ
4 x 父なる大地
2 x 超次元ガード・ホール
2 x 墓守の鐘 ベルリン

1 x 時空の封殺ディアスZ(ゼータ)/殲滅の覚醒者ディアボロスZ(ゼータ)
1 x 時空の不滅ギャラクシー/撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー
1 x アクア・アタック〈BAGOOON(バゴーーーン)・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
1 x 時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刃の覚醒者ダークネス・ガンヴィート
1 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x 時空の喧嘩屋キル/巨人の覚醒者セツダン
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 超時空ストームG(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)/超覚醒ラスト・ストームXX(ダブルクロス)

マグナム軸でありバイスホール軸である。ぶっちゃけ5マナはフェアリーホールなんかよりハッキャやシャイニーパンツでドローを確保したいんだから、マナカーブのきれいなバイスホールのほうが強いだろと。マグナム軸はディアス覚醒を狙っていけるし、バイホなら出せる。そうするとキルタッチャも使いやすくなって、ストームGも使えて…というわけ。 ガードホールが2枚しか余ってなかったというのもある。

マドンナがいればキルタッチャも余裕で出せる。まあさすがに3枚かな。PGも入れようかと思ったが、ハッキャ3枚だしいいかなと。ハッキャも3枚しか余ってない
ベルリンは3枚欲しいかとも思うけど、スペースないしそれこそ脱テンプレということで2枚。
ロスソも入れたいけど、純粋に余ってない(カードもスペースも)。とりあえず早くマドンナを手に入れたい。

FNM簡易レポ

2012年5月13日 TCG全般
11日のFNMはテゼコンで挑んだ。スタンのデッキを持ってないので友人のカードと合わせて作った結果、水源エンジンと勇者、テゼを突っ込むというほとんどミラディンブロック構築。実際多色地形にM12とイニストがあるだけであとは全部ミラディンのカード。急送いれるためにエスパーにしてヴェンセールも入れるという地雷臭抜群のデッキ。以下内容。

1戦目 青黒感染 1-2
急送を引けないと辛い。

2戦目 赤単 1-2
友人。1R目こそマイコシンス4枚というミラクルハンドをキープして勝つものの、やっぱり負け。オファリングの使い方が下手だったかも。

3戦目 グリクシスクロパ 1-2
最初は勢いで押し切るも、2R移行は記憶殺しがぶっささって負け。


0-3^^みんなに笑顔を提供できたので満足。勝った試合は基本殴打頭蓋がいたので、やはり強いのは頭蓋だった。

そのあとパックで魂の洞窟を当てた。ついでに20円コーナーでDMの転生プログラム、進化の化身、ザールベルグを回収してきた。爆アドv^^vついでに昨日も魂の洞窟を当てた。カウンタースリヴァー復活あるかもしれない。ていうかタミヨウ早く当てたい。
簡易ギャラクシーみたいなクリーチャー。来週発売のガチンコBEST収録らしいけど、マグナムとの相性がやばい。マグナムネクラ復権あるな…。
面白そう。ちょっと作ってみたい。星域型だと、3tペトフレおいて4tジェニーで5t目に星域からでてペトフレクロスできる!あとはクシナダで守れるエルフェウスとか。シャイニーもよい。無理に青のスベンガリィを入れる必要もなさそう。

差し戻し

2012年5月8日 TCG全般
使ってみると楽しいカード。セプターチャントは2枚揃えば大体勝ちなので差し戻しのドローの意味合いが大きい。あとはラヴニカの回帰ブロックで使いでのいい多色地形が出るのを待つばかり。
こんなテキトーな日記でも3万アクセス。感慨深いですねー。見てもらってる皆さんには感謝の限りです。見てる人は大抵MtGかDMプレイヤー、少なくともTCG関連をやってる人が多いと思うのでそういった人が楽しめてるならそれにつきます。


最近デッキ作れてないんで(考えても放棄してしまうので)何か作りたい。デッキ考える時って作りたくなるやつとそうでもないやつがハッキリ別れるよね。セプターチャントとか5cランデスとかすぐ作ったし。誰かこれ面白いから作ってみればみたいなのあったら教えてください。MtG、DM問わず。

日中の暇さ加減

2012年5月6日 日常
連休なんてこんなもん。予定なんてないんだよ!
雨の日は寝てしまう系男子。暇だから星域コンを仮組みして回して遊んだり。パズルのようなデッキではあるが、とりあえずGライフ→バルカまたはドルバロムでマナ加速→アルファで〆みたいな感じかな。なかなか楽しそうなデッキです。


激沸騰デッキとシロガシラジュカイをハイブリットさせたらやばいんじゃないかという謎電波を受信した。誰か作ってくれません?

諸行無常

2012年5月1日 TCG全般
デッキを考えては作成放棄する日々が続いております。バジュラは5色ランデスに入れることにしたのでデッキは作りません。まあよくあることだ。

以前言ってた星域コンを考えた。不滅オロチの改造型にしようと思ったら全然違うデッキになってたり。

星域コントロール~マナが…増えるだと…?~

1 x 聖霊王アルファディオス
1 x 超次元ドラヴィタ・ホール
1 x 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
3 x 超次元シャイニー・ホール
2 x 光流の精霊ガガ・カリーナ
1 x 蒼狼の始祖アマテラス
2 x ドンドン吸い込むナウ
3 x 爆進エナジー・スパイラル
2 x クローン・ファクトリー
1 x 悪魔神ドルバロム
2 x 魔刻の斬将オルゼキア
1 x 威牙の幻ハンゾウ
1 x 悪魔神グレイトフル・デッド
2 x 大神砕グレイトフル・ライフ
3 x フェアリー・ライフ
3 x 母なる星域
1 x 緑銅の鎧(ジオ・ブロンズ・アーム・トライブ)
3 x 霞み妖精ジャスミン
2 x 超次元フェアリー・ホール
2 x セブンス・タワー
1 x 悪魔神王バルカディアス
2 x 超次元ガード・ホール

2 x 時空の不滅ギャラクシー/撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー
1 x 時空の霊魔シュヴァル/霊魔の覚醒者シューヴェルト
1 x タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー
1 x 時空の役者カンクロウ/大見得の覚醒者ジャングル・カンクロウ
1 x 時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刃の覚醒者ダークネス・ガンヴィート
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x サンダー・ティーガー/雷獣ヴォルグ・ティーガー

超次元ゾーンが結構適当。マナブーストしてGライフだしてドルバロム出せば勝てるでしょ的な。このデッキもドラホ無制限時代は強かったらしい。あとカラダン1枚積むのもいいかも。

プレリレポ

2012年4月29日 TCG全般
17人AVR6パックシールドと8人レガシーのレポ。まずはシールドのデッキ。

栄光の目覚めの天使 1
解放の天使 1
州民の声 2
呪い破り 1
奉仕へのいざない 1
大聖堂の聖別者 1
聖なる司法高官 1
スレイベンの勇者 1
正義の一撃 1
苛立たしい小悪魔 1
破砕 1
狂気の預言者 1
いかづち 1
ソンバーワルドの自警団 1
稲妻の勇気 1
クルーインの打撃者 1
熱血漢の聖戦士 1
石大工 1
アヴァシンの巻物 1
刃の篭手 2
月銀の槍 1
山 8
平地 9


赤白装備ビート。神話は一枚も出ず、奇跡も緑アンコ1枚のみという悲惨さ。デッキ自体はかなりいい感じにできたが、全体的にもうひと押し欲しい感じ。

1戦目 不戦勝
お、おう…

2戦目 1-2
1戦目は槍が強かったが、残るゲームは揮わなかった。タミヨウとか無理ゲー。

3戦目 2-1
全部で小悪魔を引いた。最後は相手マナフラで勝ち。

4戦目 2-1
同系。完全に槍無双。

3-1で3位入賞。初入賞なので嬉しかった。月銀の槍強すぎやろ!相手破壊出来なかったら余裕やで!


レガシーはテゼ親和で参加。8人だったので3試合。
1戦目 ディードスティル 0-2
無理ゲー。1戦目はもう少し早く動けてればワンチャンあった。

2戦目 超起源 0-2
無理ゲー。2戦目法学者は初手にいたものの白マナ引けず…。

3戦目 ベルチャー 2-1
メインは無理。2戦目は2t法学者で相手投了。3戦目はひとまず針でベルチャー止めるも、またも白マナが来ない。そうこうするうちにゴブリンストームを決められるものの、トップ黒マナから疫病で勝ち。

1-2乙。テゼも出ないしどういうことや。次回は真面目にPauper青単で出ようか。


プレリ入賞できたのは嬉しい。当たりは微妙だが、友人が4点デビルとシャーロック交換してくれそうなのでよし。5色コンに入れよう。レガシーでいい成績を残せてないので、そこを頑張りたい。

本日は!

2012年4月28日 TCG全般
シールドANDレガシー。勝ちてぇんだ…。
黒テゼレットが届いた。明日はこれでレガシーに突っ込む予定です。

前回のホーガンよりはバジュラを使えそうなデッキを。

ボルウルワンショット〜ロリコンのロリの必要性〜

3 x 我牙の精霊 HEIKE(ヘイケ)・XX(ダブルクロス)
2 x DNA・スパーク
2 x 神令の精霊ウルテミス
3 x ザ・ストロング・スパイラル
3 x ドンドン吸い込むナウ
2 x シンカイドーベル
4 x フレフレ・ピッピー
1 x 超竜バジュラ
4 x 闘龍鬼ジャック・ライドウ
1 x スーパー炎獄スクラッパー
2 x 超銀河弾 HELL(ギャラクシーショット ヘル)
3 x インビンシブル・フォートレス
4 x 知識の精霊ロードリエス
1 x 魂と記憶の盾(エターナル・ガード)
3 x 聖竜ボルシャック・ウルフェウス
2 x ガロウズ・極楽・カイザー


ライドウでサーチできるボルシャック・ウルフェウスを使ってやろうと。コマンド進化を活かしてロリコン(ロードリエスコントロール)風味に。フレフレ・ピッピーの存在を思い出して勢いで考えた。使って楽しそうなので、揃えてから改造していってもいいかもしれない。

先々月は

2012年4月24日 TCG全般
マグナムネクラ強いって言ってたけど、今はそうでもなさそう。まずトップのデッキにほとんど意味がないというのが。環境考察wikiさんの情報をお借りすれば、紅蓮ゾルゲ、Nエクス、Λ、青黒、ネクラが上位とのこと。それぞれ考えると、

・紅蓮ゾルゲ→ゾルゲでマグナムぼーん。しかもマグナムいてもコンボ止まらない。
・Nエクス→主戦力がエクス、N、リュウセイなので意味がない。
・Λ→マグナム出すぐらいならミカドガイアール。
・青黒→ハンデスされなければいけるかも。
・ネクラ→不滅「^^」 ガドホ「^^」 ハバキやジェニーなど回避要因も多い。

父なるとのシナジーだけではどうしようもない。これらに勝てるネクラを開発する必要がありそうだ。





身内でメタもへったくれもないのに環境を考えてしまうのはTCGプレイヤーの性なのか。
スーパーヒーロー大戦見てきた。ストーリーは完全に読めるものだったけど、戦隊とライダーのさまざまなコラボが見れただけで僕は満足です。むしろへたに難解だったら子供見ても分からんし。

帰りにコロコロとライジング・ダッシュ・デッキブック買ってきた。スリーブ欲しくてコロコロ買ったけど、かなり薄い。まあ付録ならこんなもんか。スリーブガードつけるとちょうどいいかも。デッキブックもデッキボックス欲しくて買った。こちらは付録としてはなかなかの出来だと思う。付属パックの中身は「魂の呼び声」、「セルリアン・ダガー・ドラゴン」、「魔光蟲ヴィルジニア卿」。まあまあかな。欲を言えば星域が欲しかったが、よしとしましょう。

ちょっとばかしバジュラのためのデッキを考えた。

ドラゴンホーガン~激流に身を任せ同化する(ナギッ~

4 x サイバー・G(ジー)・ホーガン
4 x パルピィ・ゴービー
3 x アクア・サーファー
1 x 斬隠オロチ
1 x 超竜バジュラ
3 x 闘龍鬼ジャック・ライドウ
2 x 超神星アポロヌス・ドラゲリオン
4 x 魔龍バベルギヌス
2 x 魔刻の斬将オルゼキア
4 x 霞み妖精ジャスミン
4 x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)
2 x 大宇宙ジオ・リバース
4 x 武装竜鬼ジオゴクトラ
2 x 鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス

ホーガン→アポロヌスというデッキにバジュラとライドウを追加。ゴクトラが出てれば進化元も確保しやすい…かな。ちなみにバベルギヌスはドラゴン・ゾンビです。完全脳内なので回るかは知らないが、作ってみてもいいかもしれない。ゴーゴンとかGENJIとか入れた方が強そうだ…。



ゴクトラとセルリアン一緒に出せば…ハッ!だから当たったのか…!マジかよ。
・不滅オロチに黒を入れた何か(おそらくGライフ系デッキになるだろう)
・青黒ハンデス
・バジュラ使用デッキ

星域コントロールを頑張って作ろうか。青黒ハンデスは楽に作れそうだけど動きが面白くないのが弱点。バジュラにいたってはほとんど思いつかない。ジャックライドウ入りホーガンでも作るか。
仮面ライダーvsスーパー戦隊。今のゴーバスターズがかなり気に入ってるので、楽しみです。見に行くついでにコロコロとか買っときたい。
夜眠かったりでかなり時間が空いたけど、シメになると思うので頑張る。今回は能力語について。

能力語はキーワード能力とは違い単体では意味を持たず、―以下の注釈文があって初めて意味をなすもの。「速攻」や「スレイヤー」などがキーワードで、「占術Nを行う」などが能力語。気にしなくてもゲーム上は差し支えないが、たまに何がどちらなのか見てみると面白かったりする。MtGはキーワード能力と同じくらい能力語も多いがはたして。

・「G・ゼロ」→「罠」→「リベンジ・チャンス」
条件を満たすとコストが軽減。DMはクリーチャーのみでコストはゼロになるが、MtGはインスタントのみでコストはゼロとは限らない。コスト軽減という点は共通しているが、逆輸入というほどではなさそうだ。

・「反転」→「覚醒」→「変身」
おそらくMtG・DM間において最大級の輸入・逆輸入であろう能力。MtGにおいて変身カードが登場する際、公式コラムにおいても「狼男達の変化を表すために変身という両面カードを生み出した。これはDMにおける覚醒に基づく所が大きい。」といった旨のことを述べている。その際には「反転」システムの技術的な欠陥や、DMをある意味でのMtGの銀枠世界という形でも捉え、そこで実験を行っている、といったことも述べている。そのコラムには「MtGのページにキル/セツダンが載っている」という奇妙な光景もあった。こういったところで、両者が同じWotCで開発されたゲームだということを再認識できる。
ちなみに、DMの「解除」はキーワード能力である。「覚醒リンク」や「リンク解除」などについても同じ。


DMのキーワード能力がかなり少なかったのでキーワード能力編にくらべ内容が薄いが、覚醒と変身について書けたのでまあいいと思う。公式で変身について言及しているコラムはぜひ一度見てもらいたい。 覚えてないのでリンクは貼らない


MtGは黒テゼを買うタイミングを決めかねてる。次のレガシー大会までには。DMはバジュラを使うデッキが思いつかず、すぐ作れそうだから青黒ハンデス作ろうかなーとか思ったり。ラストストームからオレドラゴンとかなんのイジメだって話だよね。
時間が空いてしまったが、両者の能力について比較してみたい。

そもそもどちらも開発元がWotCというだけあって、DMがMtGから導入した能力は多い。その反対に、MtGが逆輸入したものも存在する。販売時期を追って、どのような能力がDMに輸入、MtGに逆輸入したのか調べてみたい。

キーワード能力編
・「速攻」→「スピードアタッカー」
基本的な能力。MtGでは緑クリーチャーの速攻持ちも多いが、DMでは基本的に赤のクリーチャーのみ。ボルバルやサファイアの存在、進化クリーチャーの存在もあってかSAは強力な傾向にある。

・「接死」→「スレイヤー」
相手クリーチャーを道連れにする能力だが、それぞれの誘発条件は違う。またMtGではブロックの関係上大型クリーチャーが持つ意義があるが、DMには大型スレイヤーはほとんどいない。

・「進化」→「覇権」
逆輸入能力の一つ。しかし純粋な逆輸入ではなく、他TCGにおける進化などのクリーチャー強化を再現した結果が覇権であるらしい。

・「スリヴァー」→「サバイバー」
スリヴァーはあくまでも種族だが、サバイバーはキーワード能力としての側面も有している。スリヴァーは過去3回の登場経験があるが、サバイバーは一度だけである。 新ラヴニカでスリヴァー来ないかな

・「タップ能力」→「タップ能力」
ほとんど同じ能力。しかしタップキルが存在するDMにおいてタップ能力はかなり冷遇されており、数も少ない。

・「土地渡り」→「ステルス」
アンブロッカブル能力だが、どちらもかなり地味。しかし沼渡りは現在でもたまに出てきたり。シェオルちゃんとか

・「ターボラッシュ」→「狂喜」
どちらの環境でもある程度の活躍を見せた能力。ゲームシステム的には狂喜のほうが融通が利くが、DMは繰り返し使えるものが多い。代表的なものは紅神龍ジャガルザーや嵐血の狂戦士など。

・「親和」→「シンパシー」
非常に強力だった親和だが、DMではかなり落ち着いている。シンパシー持ちの数が少ないのも原因だが、悪魔精霊アウゼスや剛撃戦攻ドルゲーザあたりは強力。MtGでは金属ガエルやマイアの処罰者など。

・「G・リンク」→「結魂」
次弾「アヴァシンの帰還」で登場する結魂だが、2体を組みにして能力を共有させるという点ではG・リンクに通じるものがある。しかし差異も多く、純粋な逆輸入というわけではなさそうだ。

・「キッカー」→「O・ドライブ」
カードの使用の際に追加のコストを払うことで追加の効果を得られる。どちらも優秀なカードが多く、MtGでは複数回登場している能力ではあるが、DMでは極神編のみの登場にとどまっている。ちなみにキッカー持ちのボルバーサイクル(アナボルバーやネクラボルバー)の対抗3色の名前はDMにおけるデッキカラー名として根付いている。

・「忍術」→「ニンジャ・ストライク」
元ネタにはなっているだろうが、忍者が使うという程度しか共通点はない。しかしNSは殿堂クリーチャーを3体も抱えるほど強力。

・「献身」→「ソウルシフト」
性質はかなり似ている能力。生贄クリーチャーを進化元として捉えることもできる。献身はインスタントタイミングで使用できる点が異なる。

・「開門クリーチャー」→「マーシャル・タッチ」
差異はあるものの、クリーチャーのCIPを使い回せる。デザインの原型となっている可能性はある。

・「続唱」→「連鎖」
どちらも山札からコスト踏み倒しをできる。しかし続唱は唱えられるものが出るまで山札をめくるが、連鎖は最初のカードのみを参照する。

・「暴勇」→「ノー・チョイス」
手札が0の時に真価を発揮する能力。ノー・チョイスは相手のみが手札0でも効果をはっきするが、いかんせんNC持ちのクリーチャーが少ないので地味。ちなみに、遊戯王にも手札が0枚の時に真価を発揮するカテゴリー「インフェルニティ」が存在する。

・「上陸」→「スペース・チャージ」
ゼンディカーで登場した上陸が、エイリアン特有の能力にリメイク。上陸は土地の種類は問わず、またフェッチランドの存在により安定性の高い能力である。「ステップのオオヤマネコ」、「エメリアの天使」等が強力。一方、SCは文明を指定し、マナチャージもターンの始めのみと制限があるものの、我らが司令官「常勝ディス・オプティマス」のように複数のSC能力を持つ者もいる。また、「フェアリー・ライフ」などのマナ加速や「黙示賢者ソルハバキ」などの効果を使って安定してSCを決めることも可能。

予想外に長くなってしまったので能力語編は次回。こういう比較はやっててなかなか楽しい。

MtGとDMの関係

2012年4月12日 TCG全般
DMはMtGを基にしているだけあって、近い性質を持つカードや効果が多い。そんなカードたちについて少し考えてみたい。詳しい効果は各自で調べてね。

「時のらせん」と「サイバー・N・ワールド」
6マナで互いの手札と墓地をリセット。効果だけなら「Timetwister]も同様。この二つで見ればフリースペルの部分が6000Wブレイカーになっていると考えられる。両者の比較は難しいが、手札補充とマナアンタップという噛み合わせを考えると、やはり「時のらせん」に軍パイが上がるか。ちなみにNもボルバルエクスと一緒に出してやると効果を再現できる。

「残酷な根本原理」と「極仙龍バイオレンス・サンダー」
3ドロー、3ハンデス、クリーチャー除去。根本の方にはクリーチャー回収とライフドレインまで付いている。両者はかなり性質が違うが、青黒赤のやりたいことをそれぞれ成し遂げている。サポートの多さではバイオレンスサンダーが勝るが、40枚デッキでの後半の3ドローの危険性や、根本原理がドレインによって自分を守れることなども考えると優劣はつけがたい。

「集中」と「サイバー・ブレイン」、「予言」と「エナジー・ライト」
どちらも同マナで同ドロー。サイバー・ブレインに関してはトリガーがついてたり実質シングルシンボルだったりということもあるが、後者の組み合わせは全く同じといっていい。にも関わらず、これらのドロースペルはDMの圧勝といっていい。この背景には、土地事故が無いこと(色事故ならばDMでも起こる)や、40枚デッキでの序盤のドローの重要性などが絡んでいるのだろう。

「不屈の自然」と「フェアリー・ライフ」
これらは似て非なるものといってもいいかもしれない。共通しているのは2マナの加速ということであり、ランパンは色調整兼デッキ圧縮、ライフは単純な加速兼ある種の速攻対策である。先のドロースペルにも通じるが、DMには同色でのダブルシンボルが無いということが大きい。

「大修道士、エリシュ・ノーン」と「殲滅の覚醒者ディアボロスZ」
互いに自軍強化と敵軍弱体化という効果を持っている。色は正反対だが。どちらも一団のトップという点も共通。

「隠れしウラブラスク」と「永遠のリュウセイ・カイザー」
ウラブラスクが重くなるとマッドネスがつく。タップキルというシステムの恩恵もあってリュウセイ・カイザーが圧倒的に強い。

「飢餓の声、ヴォリンクレックス」と「不知火横綱ニバイ・ニバーイ」
互いにマナ倍加能力を持ち、ヴォリンはさらに相手マナ拘束効果も持っている。これらはあまり似ているカードとはいえない。しかし、3体の法務官がDM化しているところをみるとジンとシェオルのようなクリーチャーも今後DMに出てくるのかもしれない。

「ヴィダルケンの放逐者」と「コーライル」
同じ効果を持つ両者だが、重さもあってコーライルの方が使用実績があると言っていい。このあたりもゲームシステムの違いゆえか。

ざっと挙げてみたが、探せばまだまだあると思う。こういった違いを見てみるのも、また楽しみの一つだと考えている。

明日は両者の「能力」について比較してみたい。

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