前回に続いて、今回はデッドゾーン。赤単レッドゾーンの通称「バイク」になぞらえて、「廃車」と呼ばれることもあるデッキ。日本一決定戦で準優勝したのも記憶に新しいですね。
最初に登場した時は黒緑2色のデッキでしたが、その後水をタッチしたアナカラーが主流に。

サンプルレシピ
解体人形ジェニー 3
復讐 ブラックサイコ 4
S級不死 デッドゾーン 4
龍素記号 Sr スペルサイクリカ 2
光牙忍ハヤブサマル 1
光牙王機ゼロカゲ 1
斬隠オロチ 1
超次元リバイヴ・ホール 3
超次元フェアリー・ホール 3
超次元ガロウズ・ホール 4
フェアリー・ライフ 4
ダーク・ライフ 4
フェアリー・シャワー 4
ディメンジョン・ゲート 1
五郎丸コミュニケーション 1

超次元ゾーン
勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊 ガイアール・オレドラゴン 2
勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊 ガイアール・オレドラゴン 1
アクア・アタック <BAGOOON・パンツァー>/弩級合身! ジェット・カスケード・アタック 1
ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー 1
タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー 1
時空の喧嘩屋キル/巨人の覚醒者セツダン 1
時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード 1


基本的には超次元呪文から勝利のガイアール・カイザー(以下勝ガ)を呼びだしてデッドゾーンやブラックサイコに侵略して、盤面と手札を奪っていくデッキ。コントロール的な立ち回りをしながら、打点の高さを活かしてビートプランも取りやすいデッキです。

デッキ全体のシナジーが強く、リバイヴホールとガロウズホール、サイクリカの組み合わせによりガンガンカードを使いながらアドバンテージを稼いでいきます。そんな中でもこのデッキを大きく支えるのが超次元ガロウズ・ホール。

超次元ガロウズ・ホール 水 (6)
バトルゾーンにある、サイキック・クリーチャー以外のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
コスト7以下の水または闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

勝ガを呼び出せる超次元呪文このデッキ、および環境における利点が多く、
・暴走龍 5000GT、百発人形マグナム、希望の親衛隊 ファンクなどのサイキックメタをバウンスしながら展開できる。そのまま殴り切りも狙え、進化しておけば5000GTに破壊されることもない。
・サイクリカとのシナジー。バウンス対象にサイクリカを挟むことで延々使い回せる。
・勝ガから進化したクリーチャーをバウンスすることで、CIPの使い回し&アンタップキラーによる除去が出来る。
・比較的サイキック・クリーチャーが少ない環境なので、バウンスを活かしやすい。
・場合によってはヴォルグ・サンダーやアンタッチャブルパワードなど変則的なところを呼べる。

などなど。このカードがあるからこそ水を入れているといっても過言ではありません。

マナブーストにはライフ&ジャスミンペアが使われることが多いですが、自分は上記リストのようにダーク・ライフを推します。

ダーク・ライフ 闇/自然 (2)
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに、もう1枚を墓地に置く。

このデッキにおいてピンポイントの墓地肥やしは想像以上に良く働いてくれます。単純にデッドゾーンが落ちればアドですが、それ以外にもリバイヴホールやサイクリカとのシナジーが強く、中盤でも回収対象を実質1マナで探せるのも強みです。2ターン目にブーストしながらブラックサイコを落とせれば、あとはリバイヴからそのままハンデス出来るので、2枚目のブラックサイコをマナに埋めることが許容されるのも大きい。マナにおいても色マナにならない光のシノビを落としておくのも有効。また、トップ2枚からマナに置くカードを選べるため、色安定にも貢献します。当然2色カードゆえに意識して動かないと2ターン目に唱えにくく、墓地に狙ったカードが落ちるかも不安定。しかし、得られるメリットはかなりのものです。


長くなってきたので、次回に環境での立ち位置を考察します。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索