デュエル・マスターズ グランプリ開催にて思う~2 「グランプリとフォーマット」
2015年6月22日 TCG全般働いたり食当たりでくたばったりしてる間に少し間が空きました。新弾も買ってレッドゾーンの使い道に思いをはせながら、どう使うのがいいか未だ見えてこない現在。というわけで、今回はグランプリとは何かを中心に。
MTGをやっている人はご存知でしょうが、DMにおいては初の試み。自分はDMの店舗大会やCSには参加したことないので比較はできないですが、グランプリ(以下GP)では大人数による大会を中心に、店舗によるシングル販売やアーティストによるサイン会、ドラフトや8人構築(プレイヤー8人ごとに行う小大会)といったサイドイベントがある、お祭りのようなものです。マジックだと大会参加だけでも2000人前後いることもありますが、今回のイベントでは定員が1080人に限定されています。それでも、DMとしては史上最大規模。特に予選を必要としない大会としては。誰でも参加でき、かつ競技性の高いイベントとなっています。
さて、ここからは今回のGPのフォーマットについて。カードプールは、通常の殿堂レギュレーション準拠。予選、決勝の形式は結構重要なので個別に。
・スイスドロー7回戦、1ゲーム先取20分。
MTG同様スイスドロー(知らない人は調べてください)。DMはルール上サイドボードが存在しないこともあり、1ゲーム先取と予選は全て1本勝負。MTGより格段に時間が短いので、体力はそこまで消耗しないでしょう。この1ゲーム先取の部分はデッキ選択にも大きく影響してくると思います。「2本目、3本目で相性差をカバーする」「1戦事故ったが残りで頑張る」などなどが出来ません。そのため、「先手後手どちらでも戦いやすい」「安定性が高め」なデッキが有利といえます。
・スイスドローのマッチ点数は勝3、負0、「分け0」
ここ、かなり重要です。公式でも、要約すれば遅延によって分けを発生させることを防ぐためと説明しており、分けに持ち込むメリットがなくなっています。特に予選では制限時間になった場合両者の状況に関係なく分けるので、1ゲーム20分とはいえ迅速なプレイが求められます。この点、「比較的時間がかかるデッキ」は不利です。
もうひとつ重要な点が、「ID(インテンショナルドロー)の無効化」です。予選6~7回戦における予選突破を確実にする手法が使えません。まあMTGでGPT以上の大会に出たことがないと分かりづらいかもしれませんが。人によっては最後まで気が抜けません。
・上位64人が決勝トーナメント、さらに4~6回戦は2ゲーム先取
裏を返せば決勝3回戦までは1ゲーム先取。予選も考えると、デッキ選択が重要になります。
このフォーマットがメタゲームにも大きく関わってくる気がします。というわけで、次回は現状とGP時のメタゲームについて書いてみたいと思います。対人経験が少ないので信憑性が低くなるかもですが、自分用メモも兼ねて。
MTGをやっている人はご存知でしょうが、DMにおいては初の試み。自分はDMの店舗大会やCSには参加したことないので比較はできないですが、グランプリ(以下GP)では大人数による大会を中心に、店舗によるシングル販売やアーティストによるサイン会、ドラフトや8人構築(プレイヤー8人ごとに行う小大会)といったサイドイベントがある、お祭りのようなものです。マジックだと大会参加だけでも2000人前後いることもありますが、今回のイベントでは定員が1080人に限定されています。それでも、DMとしては史上最大規模。特に予選を必要としない大会としては。誰でも参加でき、かつ競技性の高いイベントとなっています。
さて、ここからは今回のGPのフォーマットについて。カードプールは、通常の殿堂レギュレーション準拠。予選、決勝の形式は結構重要なので個別に。
・スイスドロー7回戦、1ゲーム先取20分。
MTG同様スイスドロー(知らない人は調べてください)。DMはルール上サイドボードが存在しないこともあり、1ゲーム先取と予選は全て1本勝負。MTGより格段に時間が短いので、体力はそこまで消耗しないでしょう。この1ゲーム先取の部分はデッキ選択にも大きく影響してくると思います。「2本目、3本目で相性差をカバーする」「1戦事故ったが残りで頑張る」などなどが出来ません。そのため、「先手後手どちらでも戦いやすい」「安定性が高め」なデッキが有利といえます。
・スイスドローのマッチ点数は勝3、負0、「分け0」
ここ、かなり重要です。公式でも、要約すれば遅延によって分けを発生させることを防ぐためと説明しており、分けに持ち込むメリットがなくなっています。特に予選では制限時間になった場合両者の状況に関係なく分けるので、1ゲーム20分とはいえ迅速なプレイが求められます。この点、「比較的時間がかかるデッキ」は不利です。
もうひとつ重要な点が、「ID(インテンショナルドロー)の無効化」です。予選6~7回戦における予選突破を確実にする手法が使えません。まあMTGでGPT以上の大会に出たことがないと分かりづらいかもしれませんが。人によっては最後まで気が抜けません。
・上位64人が決勝トーナメント、さらに4~6回戦は2ゲーム先取
裏を返せば決勝3回戦までは1ゲーム先取。予選も考えると、デッキ選択が重要になります。
このフォーマットがメタゲームにも大きく関わってくる気がします。というわけで、次回は現状とGP時のメタゲームについて書いてみたいと思います。対人経験が少ないので信憑性が低くなるかもですが、自分用メモも兼ねて。
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