MtGとDMの関係~キーワード能力編~
2012年4月15日 TCG全般時間が空いてしまったが、両者の能力について比較してみたい。
そもそもどちらも開発元がWotCというだけあって、DMがMtGから導入した能力は多い。その反対に、MtGが逆輸入したものも存在する。販売時期を追って、どのような能力がDMに輸入、MtGに逆輸入したのか調べてみたい。
キーワード能力編
・「速攻」→「スピードアタッカー」
基本的な能力。MtGでは緑クリーチャーの速攻持ちも多いが、DMでは基本的に赤のクリーチャーのみ。ボルバルやサファイアの存在、進化クリーチャーの存在もあってかSAは強力な傾向にある。
・「接死」→「スレイヤー」
相手クリーチャーを道連れにする能力だが、それぞれの誘発条件は違う。またMtGではブロックの関係上大型クリーチャーが持つ意義があるが、DMには大型スレイヤーはほとんどいない。
・「進化」→「覇権」
逆輸入能力の一つ。しかし純粋な逆輸入ではなく、他TCGにおける進化などのクリーチャー強化を再現した結果が覇権であるらしい。
・「スリヴァー」→「サバイバー」
スリヴァーはあくまでも種族だが、サバイバーはキーワード能力としての側面も有している。スリヴァーは過去3回の登場経験があるが、サバイバーは一度だけである。 新ラヴニカでスリヴァー来ないかな
・「タップ能力」→「タップ能力」
ほとんど同じ能力。しかしタップキルが存在するDMにおいてタップ能力はかなり冷遇されており、数も少ない。
・「土地渡り」→「ステルス」
アンブロッカブル能力だが、どちらもかなり地味。しかし沼渡りは現在でもたまに出てきたり。シェオルちゃんとか
・「ターボラッシュ」→「狂喜」
どちらの環境でもある程度の活躍を見せた能力。ゲームシステム的には狂喜のほうが融通が利くが、DMは繰り返し使えるものが多い。代表的なものは紅神龍ジャガルザーや嵐血の狂戦士など。
・「親和」→「シンパシー」
非常に強力だった親和だが、DMではかなり落ち着いている。シンパシー持ちの数が少ないのも原因だが、悪魔精霊アウゼスや剛撃戦攻ドルゲーザあたりは強力。MtGでは金属ガエルやマイアの処罰者など。
・「G・リンク」→「結魂」
次弾「アヴァシンの帰還」で登場する結魂だが、2体を組みにして能力を共有させるという点ではG・リンクに通じるものがある。しかし差異も多く、純粋な逆輸入というわけではなさそうだ。
・「キッカー」→「O・ドライブ」
カードの使用の際に追加のコストを払うことで追加の効果を得られる。どちらも優秀なカードが多く、MtGでは複数回登場している能力ではあるが、DMでは極神編のみの登場にとどまっている。ちなみにキッカー持ちのボルバーサイクル(アナボルバーやネクラボルバー)の対抗3色の名前はDMにおけるデッキカラー名として根付いている。
・「忍術」→「ニンジャ・ストライク」
元ネタにはなっているだろうが、忍者が使うという程度しか共通点はない。しかしNSは殿堂クリーチャーを3体も抱えるほど強力。
・「献身」→「ソウルシフト」
性質はかなり似ている能力。生贄クリーチャーを進化元として捉えることもできる。献身はインスタントタイミングで使用できる点が異なる。
・「開門クリーチャー」→「マーシャル・タッチ」
差異はあるものの、クリーチャーのCIPを使い回せる。デザインの原型となっている可能性はある。
・「続唱」→「連鎖」
どちらも山札からコスト踏み倒しをできる。しかし続唱は唱えられるものが出るまで山札をめくるが、連鎖は最初のカードのみを参照する。
・「暴勇」→「ノー・チョイス」
手札が0の時に真価を発揮する能力。ノー・チョイスは相手のみが手札0でも効果をはっきするが、いかんせんNC持ちのクリーチャーが少ないので地味。ちなみに、遊戯王にも手札が0枚の時に真価を発揮するカテゴリー「インフェルニティ」が存在する。
・「上陸」→「スペース・チャージ」
ゼンディカーで登場した上陸が、エイリアン特有の能力にリメイク。上陸は土地の種類は問わず、またフェッチランドの存在により安定性の高い能力である。「ステップのオオヤマネコ」、「エメリアの天使」等が強力。一方、SCは文明を指定し、マナチャージもターンの始めのみと制限があるものの、我らが司令官「常勝ディス・オプティマス」のように複数のSC能力を持つ者もいる。また、「フェアリー・ライフ」などのマナ加速や「黙示賢者ソルハバキ」などの効果を使って安定してSCを決めることも可能。
予想外に長くなってしまったので能力語編は次回。こういう比較はやっててなかなか楽しい。
そもそもどちらも開発元がWotCというだけあって、DMがMtGから導入した能力は多い。その反対に、MtGが逆輸入したものも存在する。販売時期を追って、どのような能力がDMに輸入、MtGに逆輸入したのか調べてみたい。
キーワード能力編
・「速攻」→「スピードアタッカー」
基本的な能力。MtGでは緑クリーチャーの速攻持ちも多いが、DMでは基本的に赤のクリーチャーのみ。ボルバルやサファイアの存在、進化クリーチャーの存在もあってかSAは強力な傾向にある。
・「接死」→「スレイヤー」
相手クリーチャーを道連れにする能力だが、それぞれの誘発条件は違う。またMtGではブロックの関係上大型クリーチャーが持つ意義があるが、DMには大型スレイヤーはほとんどいない。
・「進化」→「覇権」
逆輸入能力の一つ。しかし純粋な逆輸入ではなく、他TCGにおける進化などのクリーチャー強化を再現した結果が覇権であるらしい。
・「スリヴァー」→「サバイバー」
スリヴァーはあくまでも種族だが、サバイバーはキーワード能力としての側面も有している。スリヴァーは過去3回の登場経験があるが、サバイバーは一度だけである。 新ラヴニカでスリヴァー来ないかな
・「タップ能力」→「タップ能力」
ほとんど同じ能力。しかしタップキルが存在するDMにおいてタップ能力はかなり冷遇されており、数も少ない。
・「土地渡り」→「ステルス」
アンブロッカブル能力だが、どちらもかなり地味。しかし沼渡りは現在でもたまに出てきたり。シェオルちゃんとか
・「ターボラッシュ」→「狂喜」
どちらの環境でもある程度の活躍を見せた能力。ゲームシステム的には狂喜のほうが融通が利くが、DMは繰り返し使えるものが多い。代表的なものは紅神龍ジャガルザーや嵐血の狂戦士など。
・「親和」→「シンパシー」
非常に強力だった親和だが、DMではかなり落ち着いている。シンパシー持ちの数が少ないのも原因だが、悪魔精霊アウゼスや剛撃戦攻ドルゲーザあたりは強力。MtGでは金属ガエルやマイアの処罰者など。
・「G・リンク」→「結魂」
次弾「アヴァシンの帰還」で登場する結魂だが、2体を組みにして能力を共有させるという点ではG・リンクに通じるものがある。しかし差異も多く、純粋な逆輸入というわけではなさそうだ。
・「キッカー」→「O・ドライブ」
カードの使用の際に追加のコストを払うことで追加の効果を得られる。どちらも優秀なカードが多く、MtGでは複数回登場している能力ではあるが、DMでは極神編のみの登場にとどまっている。ちなみにキッカー持ちのボルバーサイクル(アナボルバーやネクラボルバー)の対抗3色の名前はDMにおけるデッキカラー名として根付いている。
・「忍術」→「ニンジャ・ストライク」
元ネタにはなっているだろうが、忍者が使うという程度しか共通点はない。しかしNSは殿堂クリーチャーを3体も抱えるほど強力。
・「献身」→「ソウルシフト」
性質はかなり似ている能力。生贄クリーチャーを進化元として捉えることもできる。献身はインスタントタイミングで使用できる点が異なる。
・「開門クリーチャー」→「マーシャル・タッチ」
差異はあるものの、クリーチャーのCIPを使い回せる。デザインの原型となっている可能性はある。
・「続唱」→「連鎖」
どちらも山札からコスト踏み倒しをできる。しかし続唱は唱えられるものが出るまで山札をめくるが、連鎖は最初のカードのみを参照する。
・「暴勇」→「ノー・チョイス」
手札が0の時に真価を発揮する能力。ノー・チョイスは相手のみが手札0でも効果をはっきするが、いかんせんNC持ちのクリーチャーが少ないので地味。ちなみに、遊戯王にも手札が0枚の時に真価を発揮するカテゴリー「インフェルニティ」が存在する。
・「上陸」→「スペース・チャージ」
ゼンディカーで登場した上陸が、エイリアン特有の能力にリメイク。上陸は土地の種類は問わず、またフェッチランドの存在により安定性の高い能力である。「ステップのオオヤマネコ」、「エメリアの天使」等が強力。一方、SCは文明を指定し、マナチャージもターンの始めのみと制限があるものの、我らが司令官「常勝ディス・オプティマス」のように複数のSC能力を持つ者もいる。また、「フェアリー・ライフ」などのマナ加速や「黙示賢者ソルハバキ」などの効果を使って安定してSCを決めることも可能。
予想外に長くなってしまったので能力語編は次回。こういう比較はやっててなかなか楽しい。
コメント